特許公開中のヤエン

特許には請求項なるものがあり当方は左の図の2の形状特許です。
図2(一部追加)
左の図の2がその形状であり
2a部と2b部(狭いところと広いところに分かれる形状)が特徴です
左の2種はバリエーションです
右の2個は従来の掛け止め部で2との高さを比較した物です。

詳しくはヤエン作成のところで
ヤエンが到達した所の図
このヤエンが作動した所の図
以下特許明細書、抜粋 補足説明
特許請求の範囲
 【請求項1
支持体3の後方側掛け止め部1bと前方側掛け針4a.4b.4cとの間に道糸は自由に通過するがその道糸につけた結び目は通過する部分としない部分とに分かれている2を配置し取り付けたことを特徴とするイカ釣り用ヤエン
パーツは最小限(重くするわけに行きません)
発明が解決しようとする課題
従来のイカ釣り用ヤエンは道糸に装着された後、その道糸の下方を道糸と平行になった掛け針がすすみやがてイカに到達するが、しかし海中で水平を保ちつつ餌をくわえているイカとはイカ釣り用ヤエンを滑らせるためにつけた道糸の角度と同じ角度が餌をくわえたイカとヤエンの間にも発生し針掛かりを悪化させていた、また釣り人は無理に針掛かりさせようと道糸を強く引くと異常を察知したイカは餌を離し逃げてしまい、さらに道糸をゆるめた場合はイカ釣り用ヤエンがその自重により道糸をつたい手前に戻るため針に掛からなくなります。
引いたりゆるめたり掛からないと色々したものです。
課題を解決するための手段
この発明では、餌から1センチメートルから3センチメートルの間の道糸に最低1個通常2〜3個の結び目を作成した後このイカ釣り用ヤエンを使用します、従来よりのイカ釣り用ヤエンは前方部に掛け針を配置し後方部に掛け止め部を2箇所配置していたが、このイカ釣り用ヤエンではさらに中央よりの掛け止め部と掛け針の間に設置した道糸は自由に通すが結び目は通過する部分としない部分に分かれた掛け止め部の働きによりその手段とする。
道糸に結び目を作るだけ!
発明の実施の形態
図2は2の構造を示す図であり、道糸に結び目があってもそれを通過させる2a部と道糸は通過させてもその結び目は通過させない2bの二つに分かれた構造部より成っている。
【0007】
図2は2の構造を示す図であり、2の2b部の形状は逆U字型だけでなく逆V字型にしても同じ作用を得ることができる。
この辺がキモです
発明の効果
この発明のイカ釣り用ヤエンは餌に取り付けた道糸7にその餌から1センチメートルから3センチメートルのあいだの道糸に結び目を最低1個、通常2〜3個作成した上で海中に餌を投げ込み、イカが餌をくわえこめば道糸の緊張状態を保ちつつこのイカ釣り用ヤエンを投入すればやがてイカの元へと進み餌の近くに作成しておいた結び目6は図2の2a部を通過しヤエン後方部内に進入した状態で餌に到達するそれを表したのが図3、まだ針掛かりしていないこの状態から道糸をゆるめるとヤエンはヤエン自体の自重により沈下を始めるが道糸につけた結び目6が図2の2b部へと移動し、2b部は道糸は通過させてもそれについた結び目は通過させないので2b部の作用からそれ以降沈下しなくなり、2を支点として後方部の重り5は沈下その反作用により前方部の4a,4b,4cの掛け針が上昇、イカの胴体に針が押しつけられるそれを表したのが図4、異常を感じたイカは後方へ逃げるので自然と針に掛かり釣り上げることができる。
【0009】
つまりこのイカ釣り用ヤエンは強く糸を引いて無理にイカを掛けるような行為をしなくてもイカに近いところの道糸に作成された結び目のある部分のみでその作用を発揮するものであるからイカにヤエンが到達した頃合いを見計らい道糸をゆるめてしばらくまって針掛かりによる引き込みが無ければまた糸を張りしばらくしてゆるめるの繰り返しでいずれ針に掛かりますから初心者でも容易に釣り上げることができます。
まあくどくど書いたもんだと我ながら感心(ちなみに弁理士は使いませんでした、値段が高すぎるぞもっと負けろー)
自分ひとりで全部やってしまったのでした。

特許庁の電子図書館は必見他にもヤエン特許ありますよ面白いですよお奨め!


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